保育について

運動についての取り組み

日本子ども子育て支援センター連絡協議会の3年間に及ぶ全国規模の乳幼児の運動能力の実態調査で、もっとも高い評価を得た園は、なんと駅前のビル中にある園庭を持たない保育園でした。

誰もが、田舎にあるのびのびと駆け巡れる園庭を持つ保育所のこどもと予想していましたが、実に意外な結果でした。

それは、園庭がないが故に、園庭の代わりとして、毎日移動をしていた結果でした。

保育士たちも、園庭がないが故に、できるだけこどもたちに狭い思いをさせたくないという考えで実行した結果でした。

保育ルームてんとうむしも大阪の中央区に位置し、園庭は持っておりませんが、外遊びを優先的に取り入れることで、こども達の運動能力の発達を助けていきたいと考えています。

当園の1歳2歳のこどもたちは、1km以上離れたバラ園の端から、園を挟んで反対側に1km離れているJR森ノ宮の駅前の公園まで、歩いて往復するだけでなく、現地でも走り回っています。

直線距離で2kmの範囲を日常的に歩き、公園内では、ボールを蹴り、虫などを追いかけて走って遊んでいます。

日常生活では、ベビーカーや自転車に乗せてもらうため、自ら歩くことをほとんどしない生活の中で、この園における運動が非常に大切なものと思い、天気の良い日は毎日実行しています。

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